#0 プロローグ 彼らがやってくる

都内某所。美しくも奇抜なクルージゴンク・コーポレーションのビルでパソコン講座が開かれていた。

これで講習はおしまいです

みなさんお疲れ様でした

いやぁ、やばいな

もうなんでもできるような気がしてくる

結構難しかったけどおもしろかったね

そうだね。ちょっといろいろやってみたくなってしまったよ

あら、ひろくんの趣味がまた増えちゃうね

会場入口には訪問サポートサービスの受付が設置されている。

あの…サポートサービスを申し込みたいんですけど

あら、だったらこの紙に記入してくれるかしら

(変わった服の人だなぁ…)

各々が感想を口に、中にはサポートサービスへの申込みを済ませ帰途につく。

そしてその夜、同ビルの上階に集った者たちがいた。

あたしたちが呼び出されるなんて、どういうことかしらね?

僕ら三人を集めるなんて、きっとよっぽどの一大事なんだと思うよ

と、会議室の扉が開かれ、ひとりの男が入ってきた。

待たせて済まないな

僕を呼び出してその上遅れるなんて、つまらないことなら聞いてあげないよ?

つまらないとは言わせんさ

これを見てくれ

男は3枚の紙をテーブルの上に置いた

!! …これは…

…なるほど、これでオレ達が呼び出されたというわけか

これはなかなか手ごわそうだね

三人の様子を見て、男は満足そうにふふんと笑うと挑発的に言い放った。

どうした?

怖気づいたかね?

なにを言ってるんだか

僕一人でもいいんだよ?

フン…そんなのはだいたい簡単にやられるフラグだろうが

お前たち三人それぞれにあたってもらう

いいわよ、任せておいて

久しぶりの実戦だな

腕が鳴る

やれやれ…

そう簡単にいくといいんだけどね…

フフフ…

期待しているよ