#6 パソコンで動画を見るメリットは

スマホを買いました

やぁ奥さん

スマホ新しくしたんだってな

こんにちは。軍曹

えぇ、はじめていろんなのを触って決めたんです

僕もこんなに色々なものがあるなんて知らなくて、今回はすごく勉強になりました

結局なににしたんだ?

これです

これは… SH-03K…AQUOS R2!!!

また随分大きなものを…奥さんは手が小さいようだが

そうなんです

最初は小さいほうがいいって言ってたんですよね。ところが…

ユミコは外に出ることがあまりありませんし、外に出たときにスマホを触ることもあまりありません

今でもスマホは左手で持って右手で触っていますし、家で使うなら何も問題なかったんですよね

それだったら料理のときは置いて使うしかないから大きいほうがいいよねってことになって

…なるほど!! いやぁ、おふたりはいい選択をしましたな!!!

動画を見たい

それで今日はどういったお話かな?

実はですね、僕ら休日も家で過ごすことが多いんですが、よく映画とかを見るんですね

ふむ

それだったらホームシアターみたいなのがほしいなぁと思いまして

ただ、ホームシアターって設備とか色々難しそうなのでまずはパソコンで動画を見るところからはじめようかなって

ふぅむ…なるほど

しかしホームシアターを作るにあたって必ずしもパソコンを組み込まなくてはいけないわけでもないんだが

そうなんですか?

要はまず映像を再生する機械があるな。 テレビは難しいからまぁビデオレコーダーあたりにしよう

するとビデオレコーダーは映像と、音を出す。しかしビデオレコーダーには画面もスピーカーもないからそのままでは音は出ない

うんうん…

そこで、画面と、スピーカーにつなぐわけだ

テレビはスピーカーもついているので、テレビにつなげばそれだけで音も出たりする

うちはそうなっていますね

ブルーレイレコーダーをテレビにつないで、ちゃんと画面も音も両方出ています

その仕組みはケーブルにある

今画面との間をつなぐケーブルの主流はHDMIだ

聞いたことありますね

HDMIは映像と音声の両方を一本のケーブルで送ることができる

だからHDMIケーブルでつなげば映像も音声も両方出るんだ

へぇ、便利ですね

それは微妙だな話だ

そもそもテレビ以外でスピーカーがついているディスプレイは少ないし、いい音で聞きたいと別にスピーカーを用意するならHDMIで一旦ディスプレイに送るのは無駄でしかないからな

じゃあHDMIはあまり意味がないんですか?

そんなことはない

テレビから音を出すときにはケーブル一本で済む。昔は3本でつないでいたことからすれば大きな進化だ。多くの人はこれで十分だと思っているからな

僕たちの場合は違うんですか?

ホームシアターならいい音がほしいだろう?

とりあえず画面のほうはあの65インチのテレビでも悪くはないだろうしな

あ、なるほど! つまり、レコーダーにスピーカーをつなぐと音がよくなるわけですね!

そのとおり

そうやってサラウンドにすることもできるはずだが、サラウンドに対応したブルーレイレコーダーは少ないからな。あまり期待はできないだろう

サラウンドはぜひしたいですね…

まぁ、画面の方はスクリーンとプロジェクターを用意すればプロジェクターにHDMIケーブルをつなげばいいだろう

でもサラウンド…

方法はある。ホームシアターアンプと呼ばれるものがあってな

これを使うとHDMIを使って入力された音声をサラウンドスピーカーから鳴らすことができる。このアンプからさらにHDMIでテレビにつないで映像も出る

さらに入力が複数あるものなら、パソコンもテレビに出せるようになり、YouTubeなんかも見られるな

すごそうですね!

あれ、でもHDMIケーブルは1本ですよね? それでサラウンドにできるんですか?

音のデジタルとアナログの違い

HDMIケーブルはデジタルケーブルだからな。そこまではデジタルで到達し、アンプがそれをアナログ信号に変換する

アンプはデジタル信号をアナログ信号に変換するDACと呼ばれる機能を持っていることになるな

アナログとデジタルってなにが違うんですか?

信号の伝送方法はあまり種類がない。電気か、音か、あるいは光か

保存方法としては磁気や電子もあるが、伝送方法はそんなものだ

意外と身近なものでできてるんですね

アナログとデジタルの違いというのは主にそれらを「量」で表すか「有無」で表すかの違いだ

0から100まであるとすれば、0から100までいくつだったかで結果が変わるのがアナログ、50から上か下かで2つに分けるのがデジタル

信号は不安定だから、10や20はずれることがある。だからアナログは品質が安定しないが、デジタルなら常に正確に伝達できる

でもそれとサラウンドとなんの関係が?

まぁ、慌てなさんな

音の仕組みは振動だ。振動の速さは音の高さ、振動の大きさは音の大きさになる

アナログの場合単純に電気で膜を動かしている。つまり電気の強弱の並がそのまま膜の前後になる形だ

この仕組み上、スピーカーを動かす電気は混ぜることが難しい。ステレオスピーカーでも2本、あるいは4本のケーブルが必要だ

へぇぇ…

あれ、でもうちのスピーカー、ケーブル一本でつながってますよ?

それはこういうやつではないかな?

差し込むところが溝によって3つに分かれてるだろう?

これは複数の端子になっていて、実際中には複数のケーブルが入っている。それを一本にまとめているだけだ

溝は単に溝になっているわけではなく、絶縁リングによって電気が通らないようになっている

スピーカーはふたつなのに3つに分かれてるんですか?

ひとつはグラウンドだ…電気の知識がないと難しいな

そうすると、サラウンドは5本のケーブルが通っている、ということですか?

サラウンドといっても少ないものでは4つから、多ければ8つまでスピーカーをつなぐなぞ

そんな多くのケーブルを1本のアナログケーブルで接続するのは困難だし、なにより音が悪くなる可能性が高い

だから、そんなケーブルはない

あ、だからデジタル?

そのとおり。さっきいったアナログ信号の仕組みはあくまで電気とスピーカーが1対1の関係にあるからこその話だ

物理的に信号が決められてしまっているアナログと違ってデジタルの場合どんな信号を送るかが自由に決められる。そして信号を送れる量も多い

あ、なるほど

だからデジタルなHDMIだったら一本で全部のスピーカーの信号を送れるんですね

しかし結局はスピーカーを動かすためにはスピーカーの信号と1対1の電気信号を送るしかない

だからデジタルデータをアナログ信号に変換してやる必要がある。これをやるのがD/Aコンバータと呼ばれる装置だ

HDMIに対応したホームシアターアンプはHDMIでデジタルデータを受け取って、アナログ信号をスピーカーケーブルなどで送る

ということは、そのホームシアターアンプというのがあればいいんですね

あとそれに合わせたスピーカーや、スピーカー台なんかも必要だな

実際はサラウンドを楽しむにはスピーカーとある程度の距離がとれて、スピーカーと等距離になる位置に座れて、空間に障害物がない部屋が必要になるからそっちのほうが問題だろうが

それはあのリビングで大丈夫です

よぉし、ホームシアターを作るぞぉ